Ex.FANATIC◇CRISISのKazuyaを中心に結成された、話題のスーパーバンド「THE MICRO HEAD 4N’S(マイクロヘッドフォンズ)」の全貌が遂に明らかになる!メンバーは、Vo.Ricky(DASEIN)、Gt.Kazuya(Ex.FANATIC◇CRISIS)、SHUN.(Ex.FANATIC◇CRISIS)、Ba.ZERO(Ex.D'espairsRay)、Dr.TSUKASA(Ex.D'espairsRay)の5人。
リラックスした雰囲気の中メンバー全員にじっくりと語ってもらった。
取材・文:山本貴也
――そもそもどういう経緯でこのメンバーが揃ったんですか?
Kazuya:紆余曲折あったんですけど、またバンドやりたいな。って思って、最初にSHUN.に電話しました。その時に2人の頭の中にあったのがキャリアのある人、経験値のある人とやりたいよねって。作業効率はもちろんだけど、同じ目線で話せるっていうのがすごく良いなと思って、そこを重視してメンバーを探しました。
――もともと皆さん面識はあったんですか?
Kazuya:僕とRickyはもう10数年の付き合いで、前々からRickyの声がすごく好きで、いつか一緒にやりたいなって思ってて、ZEROくんは、HIZUMIくん(Ex.D'espairsRay)の縁で会ったことがあったんで、「一緒にやりませんか?」ってくどきました。 TSUKASA くんは、ZEROくん経由でくどいたりはしてたんですけど、月に1回打ち合わせと称した僕たちの飲み会があって、そこにZEROくんがTSUKASAくんを呼んできてくれて、気付いたらもう一緒にやってる状態でしたね(笑)。
――「THE MICRO HEAD 4N’S」というバンドを作る上で何かコンセプトはあったんですか?
Kazuya:セッションバンドっぽく見られてもいいかなっていうバラバラ感と、バンドらしいバンドを作りたかったですね。
――バンドらしいバンドというと?
Kazuya:各々が各々の役割を持ってるというか、この人がいないと本当に崩れちゃうというか。そんな感じかな。
ZERO:とにかく楽しいことがやりたかったですね。ずっとやってきた激しいことはいつでもできるし、今まであんまりやったことがないことをやりたかったです。だから今すごく楽しいです(笑)。
SHUN.:Kazuyaとはもう腐れ縁に近くて、他の3人とはほぼ初対面だったんですけど、フィーリングも合うし楽しくできるかなと思いますね。
――「THE MICRO HEAD 4N’S」というバンド名の由来は?
Ricky:それぞれがアイデアを持ち寄って、この中で「どれがいい?」って3位まで決めてくれと。そして最終的に決まったのが、「THE MICRO HEAD 4N’S」で、自分が出したアイデアだったんですけど、響きもそうだし、何か聞いたことある感じというか、ヘッドフォンをして音楽を聴くと自分の世界に浸れるじゃないですか。僕らもこのバンドで「THE MICRO HEAD 4N’S」の音楽に浸りたいなっていう意味合いもあります。
Kazuya:最初、皆で短い名前にしようっていう話があったから色々考えてたの。だけど結局決まったの長えじゃんみたいな(笑)。
一同:(爆笑)
SHUN.:俺もそれは思った(笑)。
Ricky:ヴィジュアル系っぽくはないなとは思いましたけどね。ちょっとエレクトロな匂いというか。でも逆にそれは1つにカテゴライズされないっていう意味では想像を掻き立てられるかなとも思うし、それでもヴィジュアルシーンで戦っていくっていうのがまた面白いというか。
――音楽の方向性としては?
Kazuya:それは特になくて、僕の仕事ってたぶん「これどうですか?これどうですか?」っていうたたき台を作る仕事なんですよ。皆はそれに対してYESかNOで返してくるっていう感じなので、僕なりに「こういうのをやったらいいんじゃないかな?」っていうのを提示して、Rickyに歌を入れてもらって、皆に聴いてもらってという感じですね。
TSUKASA:このメンバーでやれるって考えた時に、すごく幅広く面白いことができそうだなと思いましたね。曲を作る時は、まず自分の好きなイメージで作り始めて、割と4分打ちの曲を作るのが得意だったりするのでそれをちょっと持ってこようかなって考えてます。
SHUN.:曲に関しては基本何も考えてないです(笑)。今僕も作ってるんですけど、このメンバーだったらきっと何とかしてくれるわ!みたいな。
一同:(笑)。
SHUN.:そういった意味でも信頼というか、さっきKazuyaが言ってたキャリアって部分もあるし、僕はとりあえず自分の好きなことっていうか、「こんな感じのどう?」みたいな感じで投げていけばいいかなって。前にKazuyaとやってたLASTLIPってバンドの時は、自分の好きなことよりもバンドのことを優先して作ってた部分があったんですよ。だから結構らしくない曲も多かったので、今回はそんなに考えなくてもそれぞれが持ち味を出してくれると思うし、人間的なキャラもそうですけど音楽的なキャラも皆濃いので、自然と「THE MICRO HEAD 4N’S」になっていくんじゃないかなと思ってるんです。だけど現段階ではまだ音を合わせてないので分からないところではあるんですけど……(笑)。良い意味でポテンシャルのあるバンドだし、未知数だなと思うので楽しみですね。
Ricky:単純に今はKazuyaくんから送られてくる楽曲に歌を入れるのが楽しいというか、自分ではあんまり作れないような曲がくるので楽しいです。今までかなりポップなことをやってきたので、このバンドだったらダークな部分も見せられるんじゃないかなっていう感じはちょっとしてますね。腹黒いRickyとかも出せたらいいのかなとか(笑)。
SHUN.:ブラックRickyがね(笑)。
Ricky:本当は無口なRickyでいきたいんですけど、何か流れ的にしゃべんなきゃいけないみたいな(笑)。ライヴはなるべく歌だけ歌ってたいんですけどね。色々やってるからどのRickyがいいのか、新しいRickyがいいのか……。
一同:(爆笑)
Ricky:演じてても途中で疲れちゃうんでね。素でいいんじゃねえかって思うんですけど難しいですよね。だからしゃべりはTSUKASAくんに任せます(笑)。
TSUKASA:いや、担当はしたくないですね……。
一同:(爆笑)
Ricky:けどバンドマンなんて皆ね、しゃべりたくてバンドやってる訳じゃないからね。それがいつからかMCが大事になってきちゃったっていうね。
――ライヴはどんな感じになりそうですか
Kazuya:なんかヤンチャな感じになるといいなと思います。たぶん皆ガッツリ作り込んだライヴも経験してると思うし、それぞれ力もあると思うので、ライヴが始まったらバーッと動いちゃう感じというか、5つの光が四方八方に飛んでいく感じになるといいかな。まとまりがないっていえばまとまりがないんですけどね……。
Ricky:1曲目でダイブしていい?
一同:(爆笑)
Kazuya:たぶん笑っちゃうと思うけど、それぐらいメチャクチャでいいっていうか、歳を重ねていくとやっぱりだんだんと丸くなってくるっていうのは音楽的にもあると思うんですよ。だけど僕はそれの逆にいきたくて、たぶん僕の経験の中で今回のバンドが一番激しいバンドになりそうです。2バスが入ってきたりとかって今まであんまりなかったので、僕の中では結構ROCKな感じで進んでるというか、ステージングも含めて変に丸くならずにヤンチャやっていいんじゃないのかなって今のところは思ってます。
――決め事は特に作らず?
Kazuya:あるかもしれないけど、極力少なくしたい。
Ricky:サビ前で回るとかね。
一同:(爆笑)
Kazuya:嫌です(笑)。
Ricky:え?嫌なの?タオル回したいって言ってたじゃん(笑)。
Kazuya:皆で回るのは嫌だ(笑)。とにかく言葉にすると単純だけど楽しくっていうことにつきるというか、初めてバンドを組んだ時のあの感覚というか、あの頃には戻れないけど、ボロイ機材車で回ってた頃のああいう気持ちでやりたいなって思います。
――今後の展開は何か決まってますか?
SHUN.:2月14日のバレンタインと3月14日のホワイトデーに渋谷のWOMBで2ヶ月連続の主催イベントをやります。「MONSTER’S ROAR」というタイトルで、今後一緒にシーンを盛り上げていけるバンドと一緒に継続的にやってイベントを大きくしていけたらいいなと思います。そして3月には「stylish wave」で大阪と名古屋にも行きます。
――「MONSTER’S ROAR」ってどういう意味なんですか?
SHUN.:“モンスターが叫ぶ”って意味なんですけど、それぞれのバンドがミュージックモンスターで……。
Ricky:着ぐるみ着てね。
一同:(爆笑)
SHUN.:じゃあそれはRickyさん担当で(笑)。皆で吠えるというか、叫んで暴れて楽しめるようにっていう意味合いを込めてます。
Kazuya:ちょうど今、「MONSTER’S ROAR」のキャラクターをTSUKASAくんが作ってるんですよ。
TSUKASA:頑張ります(笑)。
――海外展開も期待できそうですね。
Kazuya:チャンスがあったら行きたいなと思いますけど、海外じゃなくても地方でもどこでもいいんですよ。今、一番大事にしたいのは5人でいる時間だと思ってて、皆忙しくてなかなか揃わないし、月に1回の飲み会だって別にやらなくてもいいんですよ。やらなくてもいいんだけど、それをやることによってまたメンバーの距離感が近くなるし、そういうことが今は一番大切なような気がするんです。そういう意味では海外でも、日本のツアーでもメンバーとの時間を大切にしていきたいですね。もちろんこれから嫌なこともあるかもしれないけど、皆もう大人だし、昔とは経験値も違うから色々と気も使えると思うしね。
――ロゴのデザインとかもバンドでやってるんですよね?
Ricky:ZEROくんが作ってるんですけどそれがまたかっこいいんですよ。
ZERO:元々勉強してたとかではなくて、完全に独学なので知識があんまりないんですよ。なので今知識を覚えながら作ってる感じですね。
Kazuya:グッズもホームページも僕のピックのデザインも写真のアートディレクションもほぼ全部ZEROくんにお願いしてます。さっきも話したけどバンド内で各々が仕事を持ってなきゃいけないと思ってて、Rickyは歌詞と制作の方で任せてて、SHUN.はライヴ周りのことを担当してくれてるし、TSUKASAくんは制作とかキャラクターを書いてくれたり、僕だったらマネージメントの部分と制作していて、バンドが1つの会社みたいな感じというか、そういうことも出来るだけ自分達でやりたかったんですよ。
――最後にViSULOGをご覧の皆さんにメッセージをお願いします。
Ricky:僕らはそれなりにキャリアがあるといってもバンドって1から始めるとほとんど新人バンドなので、今からバンドを始めようと思ってる方にはすごく刺激的なことになるんじゃないかなと思うので、ちょっと注目しててほしいなと思います。どうやって「THE MICRO HEAD 4N’S」がこの先のし上がっていくのか応援しててほしいですね。
SHUN.:基本メンバー自身も楽しめてやれたらいいなって思ってるので、皆さんも一緒に楽しめたらより良いと思うので、とりあえずは、ライヴに足を運んでもらえたら嬉しいです。
TSUKASA:とにかく感極まる瞬間っていうのを大切に生きてきてるので、その瞬間をこのメンバーと、そして見てくれてるお客さんと一緒に感じられたら最高だなと思ってますので、是非皆さんライヴに足を運んで一緒に感極まりましょう。
Kazuya:バンドとか仲間とか夢とか、そういうものの良さが伝わればいいなって思ってるんで、そこを感じてもらえたら嬉しいです。
ZERO:新人バンドということで、まだ始まったばかりなんですけど、よくバンドを続けていくと後になってもっと早く知っておけばよかったっていう人がいるんですけど、今からだったらまだ最初ですよと。だから本当に今ここで初めて知った人も、久しぶりに目にした人もまず1回見に来てもらって、音楽とライヴに触れてもらう機会を設けてもらって楽しい時間を過ごしたいなと思います。